旅人の疲れをいやす白銀の湯「関金温泉」
旅人の疲れをいやす白銀の湯「関金温泉」
絵と文 井上晴雄
JR山陰本線倉吉駅からバスに40分ほど揺られると関金温泉に到着。閑静な山あいにひっそりと湯けむりが上がっている。西方はるかに大山を望み、渓流に沿ってつづく温泉街には湯治場の風情が色濃く残る。
関金温泉は約1250年前に、僧行基によって開湯。
江戸時代には作州街道の宿場町・関金宿の一角にある湯場として、関所を越える旅人たちの疲れを癒してきた。
無色透明のその湯は白銀の光沢の美しさに似ていることから、古来より「白銀の湯」と称されてきた。
世界有数のラジウム含有量を誇ることでも知られ、神経痛、皮膚病、動脈硬化など幅広く効き目があるとされる。
(関金温泉 DATA)
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