(2025年 展示のご案内)

2025年 2月15日(土)~2月19日(水)

(仏)ル・サロン2025

場所:フランスパリ・グランパレ

入選作「新緑と渓流の輝き」の出展

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2025年 2月24日(火)~3月2日(日)

「井上晴雄 絵画展~日本の原風景を求めて~」 

場所:京都伊勢丹10Fアートスペース

夕陽、農村、鉄道、桜ほか日本の旅風景を描いた絵画25点の展示販売

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絵画「パレットタウンの大観覧車と東京スカイツリーの夜景(「旅の眼」掲載)」 東京都江東区 絵と文:井上晴雄

 

 

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「パレットタウン大観覧車と東京スカイツリーの夜景」

 

                                   絵と文 井上晴雄

 

 

 

日本屈指の観光スポットとして知られる東京都お台場。近代的な建築物や商業施設が並び、修学旅行のコースとしても定着している。

 

 

 

お台場の起源は江戸時代に遡る。1853年、ペリー艦隊が日本に来航し幕府に開国を迫った。危機感を募らせた幕府は、品川沖に11基の台場を建造し対抗する計画を立てる。結局建造した砲台は一度もつかわれることはなかったが、一帯の埋め立て工事が以降進められ臨海副都心が形成されていくことになった。1941年東京港が開港、1976年に首都高速湾岸線東京港トンネルが開通し、1993年にはレインボーブリッジが芝浦と台場間を結んだ。近未来的な街並みが姿をあらわすとともに、お台場は美しい夜景を望めるデートスポットとしても人気を博すようになった。

 

 

 

空が澄んだある日の黄昏時、お台場の南端に立つテレコムセンタービル21階の「テレコムセンター展望台」に訪れた。「テレコムセンター展望台」は日本夜景遺産に登録されている、お台場随一の夜景名所である。広く切り取られた窓から北の方角を眺めると、湾岸に立つパレットタウンの大観覧車がまばゆい光を放ちながら回りはじめていた。ピンク色から青色にその色彩が変わったかと思うと、次は勢いよく回転して七色へと変化していく。それとともに、眼下のまちにはまるで星屑が降り積もっていくように無数の明かりが灯っていった。

 

 

 

いつしか銀河のようになった光の渦のなかを、新橋と豊洲間を結ぶ「新交通ゆりかもめ」の車両がゆっくりと駆け抜けていく。重なり合う有明のビル群の先には、ライトアップされた東京スカイツリーが淡く浮かびあがり、鏡のような東京湾の海面に映りだしていた。キラキラと一途にまたたく東京の明かり。そこには、さまざまな人の夢や願いが重なり合っているのかもしれない。夜が深まるとともに、ますます華やかさを増していくお台場の夜景はどこまでも美しく、心にしっとりした安らぎと未来への希望を感じさせてくれた。

 

(絵画「パレットタウンの大観覧車と東京スカイツリーの夜景)」 絵と文:井上晴雄/『旅の眼119号』掲載) ※当絵画は平成31年3月、テレコムセンタービルに寄贈しました

絵画「東京ミュージック花火」 絵と文 井上晴雄

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その日、お台場に華やかな夜が訪れた。

ここは「テレコムセンター21階展望台」内にある夜景バー・レストラン「プレシャス東京ベイ」(PRECIOUS TOKYO BAY)窓外には星屑を散りばめたような臨海副都心の夜景がまたたき、東京タワーやレインボーブリッジがライトアップするロマンチックなムード。

当日は、「東京ミュージック花火」が開催された日だった。レインボーブリッジの付近の海面で光が点滅したかと思ったときだった。お台場海浜公園の海上に次々と花火が勢いよく打ち上がりはじめた。それまで静寂に包まれていたお台場の夜空は、まるで絵画のキャンバスのようにあっという間にカラフルな色彩の花々で埋め尽くされた。

2012年の秋、お台場で新しい花火大会が幕を開けた。その名は「東京ミュージック花火」。お台場を舞台に約7000発の花火が夜空を彩る。「東京ミュージック花火」は音楽と花火をシンクロさせ最新のコンピューターシステムを導入した花火大会。30分の1秒単位で

花火を打ち上げる技術を用いていることから、ダイナミックでありながら、踊るような軽快なテンポで上がるのが特徴だ。また、打ち上がる花火は、それぞれ色彩豊かで形状も繊細かつユニーク。

夜景と花火大会がコラボレートした華やかなる夜のひとときは人々を感動の渦に巻き込みながら、あっという間に
過ぎていった。
                      「東京ミュージック花火」絵画と文 井上晴雄

絵画「青海コンテナ埠頭の夜景」~テレコムセンター展望台からの夜景~ 東京都江東区 絵と文:井上晴雄

「 「青海コンテナ埠頭の夜景」~テレコムセンター展望台からの夜景~(絵)井上晴雄
                  青海コンテナ埠頭の夜景」
  
            

 

                                             絵画と文 井上晴雄

 

テレコムセンター展望台の南側には青海コンテナ埠頭が広がっています。青海コンテナ埠頭は昭和60年(1985年)から運用が始まった埠頭で、首都圏を代表する物流拠点のひとつです。国内外からコンテナ船が就航し、コンテナの積み降ろしや保管が行われています。

 

それぞれのコンテナには、電気機器、衣類、パルプ、自動車部品、食品といった産業を支える物資の数々が積まれています。岸壁に並んでる12基のガントリークレーンがそれぞれのコンテナを船から吊りあげ、待機しているトレーラーがそれらを積んで、各地に出発していきます。

 

日が暮れると、青海コンテナ埠頭には、ナトリウム灯が煌々と灯り、景観に一層、あたたかみのある輝きが増していきます。対岸にある羽田空港から離発着する飛行機の明かりも夜空にアクセントを与えます。その産業の躍動を感じさせる力強い夜景を眺めていると、つい時間が経つのを忘れてしまいそうです。

(「青海コンテナふ頭の夜景」絵と文 井上晴雄)  ※当絵画は平成31年3月、テレコムセンタービルに寄贈しました

 絵画「お台場の夜景(国際展示場ほか有明方面)」 絵と文:井上晴雄


 お台場の夜景(国際展示場ほか有明方面) 絵 井上晴雄

 お台場の夜景(国際展示場ほか有明方面) 絵 井上晴雄

絵画「パレットタウン大観覧車と東京スカイツリーの夕景」東京都江東区 絵と文:井上晴雄            ~テレコムセンター展望台からの風景~

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「パレットタウン大観覧車と東京スカイツリーの夕景」 東京都江東区

           ~テレコムセンター展望台からの風景~

 

静かなお台場の夕暮れどき、テレコムセンター展望台の広い窓から北の方角を眺めると、湾岸に立つ

パレットタウンの大観覧車(※1)がまばゆい光を放ちながら、回転しはじめました。ピンク色から黄緑色、

青色から七色へと色彩が変化していきます。

 

空が紫色を帯びてくると、眼下のまちには明かりがポツポツと灯っていきました。いつしか銀河のように

彩られた明かりの渦のなかを、新交通ゆりかもめの車両がゆっくりと駆け抜けていきます。重なり合う有明

のビル群の上には、ライトアップした東京スカイツリー(※2)が淡い光を放ちながら、優雅に浮かび上がり、

鏡のような東京湾の海面に静かにうつりだしていました。                 

        

(※1)パレットタウン大観覧車

世界最大級(高さ約115m、直径約100m)の観覧車。64台のゴンドラが設置されていて約16分かけて一周します。日没後

13000個のネオンが、120種類のライトアップと16パターンのイルミネーションを演出。

 

(※2)東京スカイツリ―

2012年に開業した世界一の高さ(634m)を誇る電波塔。夜は、江戸の心意気をあらわす青色ベースの「粋」と、美意識を示す

紫色を基調とする「雅」の2つのオペレーションが1日ごと交互に点灯。                   絵と文 井上晴雄

絵画「お台場 テレコムセンター展望台とは」東京都江東区 (絵と文 井上晴雄)

「お台場 テレコムセンター展望台」 東京都江東区                                          

                                    絵と文 井上晴雄

お台場 テレコムセンターのある風景(絵 井上晴雄)

東京都江東区青海に立つ凱旋門のような独特の形をした建物、テレコムセンター。テレコムセンター展望台はその最上階(21階)にある展望台です。高さは約99mを誇り、窓外にはお台場の風景をはじめ、東京タワーやレインボーブリッジといった東京を代表するランドマークもご覧いただけるのが特徴です。

北側の窓外には東京タワーが雄大にそびえ、レインボーブリッジががまるで羽を広げた白鳥のように白く優雅に浮かびあがります。パレットタウンの大観覧車が色鮮やかに湾岸を彩るさまや、その先に顔をのぞかせる東京スカイツリーの姿も心和ませてくれることでしょう。

東側には「恐竜の橋」といわれるゲートブリッジが その先には房総半島はのびています。展望台の南側に広がるのは青海コンテナ埠頭の景観です。青海コンテナ埠頭は首都圏を代表する物流拠点のひとつで、世界各国から大型コンテナ船が就航し日々コンテナの積み降ろしや管理が行われています。その先には羽田空港があり、飛行機が夜空を旋回し横切っていくさまも心癒してくれます。産業の躍動そして未来への希望を感じさせてくれる光景です。          

絵画「東京湾と青海埠頭」 東京都江東区 絵と文:井上晴雄

「東京湾と青海埠頭」 東京都江東区

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この通路の眼下に広がるのは、「東京湾」と「青海埠頭」の景色です。晴れた日の朝から夕方にかけて、窓外には、陽を受けキラキラ輝く東京湾と、朱色のガントリークレーンが印象的な青海埠頭の景観が広がります。青く透きとおった海面には、大型コンテナ船やユニークな形をした遊覧船がゆったりと行き来します。やわらかな陽光が展望内にもやさしくさしこみ、思わず時間が経つのも忘れ、幸せな気持ちにさせてくれる場所です。

青海埠頭の岸壁には、12基ものガントリークレーンが、約1570mにわたり立ち並んでいます。ガントリークレーンの主な役割は、東京港に寄港するコンテナ船から荷降ろしをすることです。さまざまな国からやってくるコンテナ船からコンテナを吊り上げ、岸壁側に移動させるのです。

青海埠頭は1985年からその運用が始まり、戦後の高度成長期につくられた晴海埠頭や豊洲埠頭などと並び、今や、東京港の中核を担う物流拠点のひとつにまで成長しました。

東京港はバンクーバー、シアトル ロサンゼルス、釜山、シンガポール、マニラ、コロンほか、さまざまな国の主要港と結ばれています。国境を越え、はるかなる国々とつながっていることを想像すると、わくわくしてきませんか。
                    (絵画と文 井上晴雄)

絵画「日本夜景遺産 テレコムセンター展望台からの夜景」」東京都江東区 絵と文:井上晴雄

日本夜景遺産「テレコムセンター展望台からの夜景」 
(東京タワーとレインボーブリッジを望む) 東京都江東区

    (絵画 井上晴雄)

022_2テレコムセンター展望台からの夜景(絵)井上晴雄(いのうえはるお)

空気が澄んだ日、西陽が高層ビル群の向こうに吸い込まれると、東京の空は、茜色に染まっていった。テレコムセンター展望台の窓外に目を遣ると、東京タワー(※1)が薄暮のなかに浮かびあがり、レインボーブリッジ(※2)が淡い白色にライトアップしていた。その先には、まちの明かりが、真珠のようにポツリポツリとともっていく。(→絵画「テレコムセンターからの風景シリーズ」)

井上晴雄の絵画を使った銘菓「黒豆ラングドシャ」好評発売中です

井上晴雄の絵画を使った銘菓「黒豆ラングドシャ」好評発売中です

井上晴雄の絵画「黒豆畑と青空」が 、チョコレート菓子「黒豆ラングドシャ」のパッケージになりました。黒豆の粉をまぶしたビスケット風の生地に、ほんのり甘いミルクチョコレートが入っているお菓子です。

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お菓子のフタを開けたら、内パッケージに印刷されている当絵画が現れるようになっています。黒豆畑の風景を描いた絵画を眺めながら、お菓子の美味しさをゆっくりと味わっていただければという、思いを込めています。

以下、「黒豆ラングドシャ」を販売している実店舗です(2013年7月現在)





・荒湯観光センター(新温泉町 土産屋)
・株式会社井筒屋(新温泉町・旅館)
・株式会社朝野屋(新温泉町・旅館)
・但馬牧場公園(新温泉町・施設)
・ハートイン福知山(京都府福知山市・キヨスク)
・株式会社ドライブインやくの(京都府福知山市・ドライブイン)
・株式会社フレッシュあさご(兵庫県朝来市・道の駅)
・株式会社HOTEL KOSHO(兵庫県豊岡市・ホテル)
・ドライブインやまがた屋(京都府・ドライブイン)

   (以上 敬称略)

(販売元)但馬寿 遊月亭

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