絵画「湯郷温泉の風景~」(岡山県美作市) 絵と文 井上晴雄
「湯郷温泉の風景」(大山展望台にて/岡山県・美作市
絵画と文 井上晴雄
岡山の湯郷温泉は静かな山あいにひっそり湯けむりを立てている温泉地である。その起源は古く平安時代、円仁法師が西国巡礼の折に、白鷺が足の傷を温泉で癒しているのを発見したことに由来する。
それから1200余年の年月が流れ、現在は界隈に12軒の温泉宿が点在し、旬の素材をつかった会席料理や「美肌づくりの湯」と称されるしっとりした温泉で人気を集めている。
温泉街の北部は「健康リゾート」として注目されているエリア。サッカー、ラグビー、ゴルフ、テニスなど、1年を通してさまざまなスポーツを楽しめる設備も整っている。
湯郷温泉は豊かな自然に囲まれており、桜、紅葉、雪景色など巡る四季の変遷に応じて旅人に訪れるたびの感動を与えてくれる。
(「湯郷温泉の風景」 絵と文 井上晴雄) ※当絵画は平成26年、湯郷温泉観光案内所 に寄贈しました







