絵画「テレコムセンター展望台から東京スカイツリーを遠望」東京都江東区 絵と文:井上晴雄
「お台場・テレコムセンター展望台から東京スカイツリーを遠望する」(東京都江東区)
お台場・テレコムセンター展望台(東京都江東区)から北北東の方角には、有明の高層ビル群が林立している。その先に、東京の空に溶け込むように、顔を出しているのが、東京の新しい顔「東京スカイツリー」である。
東京スカイツリーは、墨田区押上・業平橋地区にある世界一の高さを誇る自立式電波塔(634m)。「空に向かって伸びる木」がイメージされ、外観は、日本の伝統色である藍白をベースにしたスカイツリーホワイトで仕立てられている。
東京スカイツリーは、五重棟に見られる制振システムを採用するなど、日本の伝統的な建築方法と最先端の技術が融合した造形となっている。地上デジタル放送の充実や携帯端末向けデジタル放送サービスワンセグのエリア拡大など、新しいデジタル放送時代の核としての役割が大いに期待されている。また、東京の新たな産業、観光などの拠点としての注目度も高い。
夜間になると東京スカイツリーは、1995体のLEDによる照明により、ライトアップされる。ライトアップのパターンは主に2パターン。タワー中央部を淡いブルーに照らす「粋」、外周を紫色にライトアップする「雅」だ。東京スカイツリーは、2012年5月22日に開業予定。東武伊勢崎線「業平橋」駅や都営地下鉄浅草線「押上」駅などからのアクセスが便利である。







