夜景と花火


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息を切らして城塞の暗がりをあがりきると 

雷鳴のような轟とともに 

 光のシャワーがまちを包み込んだ

 今日は 花火大会の夜 

夜空が鮮やかに彩られ 

 いつしか心が 子供時代にかえっていた  

「花火大会の夜」絵画の説明

  列車から降りると、花火の打ちあがる音が山々にこだましていた。今日は、待ちに待った花火大会の日。早く花火を見たいと、息を切らせて、音が鳴るほうに走った。しかし、いくら道を辿っても、聳え立つ山は高く、何も見えてこなかった。もう先を急ぐのをやめようとした、そのときだった。岸壁のシルエットの先に、大空に上がる大輪の花
が目に飛び込んできた。「ここまで来て良かった。」心が躍った。


その日から、もう20年近い年月が経つ。しかし、そのとき心に刻まれた感動というものは、忘れることができない。年を重ね、日々を忙しく過ごすようになっても、色あせず輝きつづけている。今日もそんな感動を探して、前に進もうと思う。

(絵画:井上晴雄。/風景/F8号/2007年4月制作)

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南紀の花火大会

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岸壁の向こうから 

この夏一番の花火が上がった 

誰もが心をひとつにして 夜空を見上た祭りのとき 

ああ 夏が来た

(絵:井上晴雄./水彩画/F8号/2007年3月制作)

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