絵画「東京湾大華火祭」(東京都お台場 テレコムセンターにて)  絵と文 井上晴雄

東京湾大華火祭 (東京都お台場 テレコムセンターにて)  絵 井上晴雄

東京湾大華火祭 (東京都お台場 テレコムセンターにて)  

              「東京湾大華火の夜」                                       絵画と文 井上晴雄 東京湾大華火は、毎年8月第2土曜日に開催される花火大会である。隅田川花火大会、神宮外苑花火大会と並び、東京の代表的な花火大会としてその歴史を重ねてきた。花火の打ち上げ場所は晴海ふ頭公園および晴海ふ頭沖の台船。打ち上げ総数は約12000発に及ぶ。 花火大会の当日、テレコムセンター21階展望台および特設会場では、東京湾大華火祭「特別観覧ディナー」&コンサートを毎年開催している。東京タワー、レインボーブリッジ、湾岸地域の夜景を背景に、会席弁当とドリンクでゆったりと華火見物をできると好評だ。東京湾大華火は、大輪の花を咲かせる尺五寸玉、風情が漂う芸術玉、ワイドスターマインはじめ見ごたえ十分だ。

絵画「大阪平野の夕陽」大阪府東大阪市 絵と文:井上晴雄

絵画「大阪平野の夕陽」

            大阪平野の夕陽

       ~夕陽と夜景の名所、ホテルセイリュウにて~ 大阪府東大阪市

                                                                                                        絵画と文 井上晴雄                               ホテルセイリュウに初めて訪れた日、夕方の東大阪市の上空は、ぶ厚い雲で覆われていた。ときおり冷たい雨に濡れた眼下のまちは、うす霧のなかに静まり返っているように思えた。闇が寸前まで迫ろうとしていたときだった。突如、雲の切れ間から、一条の陽光が射し込んだ。光が乱舞する。その光はみるみるうちに天地を駆けめぐり、まちを照らした。 住宅街も高速道路も、そのさまをホテルから見る人たちの顔もみな、茜色に華やいでいった。眼下に広がる大阪平野の遥か先には、市街地の高層ビル群が淡く浮かびあがり宝石のように輝いている。その美しさに圧倒された。  夕暮れのひととき、無限の生命が息づいていることを感じる。次第に霞みゆきながらも、あたたかい光を降り注ぎつづけている。そのさまを目の当たりにするとき、人は、光が薄れる切なさのなかに力強さを思う。  生きることに喜びを感じさせ、日々繰り返される夕陽の光のようになりたい。ささやかだけれども、それが自己と他者に幸せを与える気がするからだ。そのような思いを胸に、さまざまな色彩をキャンバスに散りばめて、一枚の絵を完成させた。                                                                          (「ホテルセイリュウから眺望した夕陽」/絵と文 井上晴雄/平成22年制作/  cトラベルニュース社)                                   →地図(大阪府 石切温泉)

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絵画「鳥取砂丘」 鳥取県鳥取市  絵と文:井上晴雄

絵画「鳥取砂丘の風景」 陽がやさしく照らす  砂丘 の朝 なだらかな砂の流れを見ているうちに 幸せとは何か 少しだけ分かったような気がした

          「鳥取砂丘」 鳥取県鳥取市  絵画と文:井上晴雄。

夕刻、西陽が差し込み、砂丘はキラキラと輝きはじめた。向こうの方に、ラクダのシルエットが、ゆったりと横切っていく。 鳥取県 の東部に位置する  鳥取砂丘 は、日本海沿岸に広がる砂礫地帯である。中国山地の花崗岩が風化して、卓越風で流されて形成したといわれている。すり鉢状の砂の窪みは、最大で90mもの高低差に及ぶ。 砂丘は遠望すると、なだらかで美しい。しかし、いざ歩行するとなると、実に困難な場所である、砂に足を踏み入れれば、もう片方の足が埋まり、引き抜こうとすると、また他方の足が砂の中にめり込む。先の風景はすぐそこに見えているのに、なかなか前に進めない。小高い丘を越えたかと思うと、また窪みに入り、また次の丘が、目の前にそびえ立っている。

   鳥取砂丘 を歩く。それは、人が生きるということにも似ているような気がする。ひとつのハードルをクリアしても、また新たな試練が待ち構えている。その次にはまた違う関門が聳えている。その繰り返しである。得てして、生きるとは、辛く厳しいものだといえるかもしれない。そう考えたとき、いかに先を急ぐかよりも、ときには立ち止まりながら、その中に、たくさんの幸せを見つけていく方が、賢明な生き方ではないかと思った。

  鳥取砂丘 を越えきったら、その先には、紺碧の日本海が一面に広がっている。潮風が心地よく吹き抜ける美しい浜辺。私たちは、砂丘の先に、何を夢見て、今日の一歩を進めるだろうか? 

(作品:井上晴雄 絵画 作品集/F4号 風景/ 鳥取県  国内旅行/絵と文 井上晴雄/旅/2007年8月制作)

山村の朝(絵画/風景)

「山村の朝」      絵と文 井上晴雄

絵画「山村の風景」

 深い山々に囲まれた過疎の村。山道脇に横たわる数棟の廃屋のトタンは、剥げ落ち、屋根には苔が生えている。既に人の気配はない。 しかし、そんな寂しい集落にも、朝がやってきた。木々の隙間から差し込んだ光は、あたたかく集落を包み込み、何にも代えがたい美しい空間をつくりだした。<br /><br /> 人間はつい、明るい光のみを追い求めがちである。しかし、光を輝やかせるのは、実は暗がりなのかもしれない。暗がりがあってこそ、光は引き立ち、美しく煌きはじめるのである。<br /> 生きていると、さまざまな苦難や挫折と出会うものだ。とても辛いことである。しかし、それらがあるからこそ、小さな幸せを、大きな幸せとして心に留めることができるような気もする。

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光も闇、それらは共存してこそはじめて生きてくるものだ。だから、どんな未来が到来しようとも、それをありがたく受け止め、前向きに生きていきたいと思う。

(絵画と文/2008年11月制作/井上晴雄 絵画 作品集/旅/自然/風景)

絵画「岬の朝日」  絵と文:井上晴雄

絵画「岬の朝陽」/風景 

「岬の朝陽」

               絵と文 井上晴雄。

 岬の先に、朝陽が昇った 

海面いっぱいに広がる眩い光を受けながら

長い闇の中から開ける未来は 

こんなに美しいものなのかと思った

(絵画と文/朝陽/海//井上晴雄 絵画 作品集/作品 風景)

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未来へ飛翔

絵画「未来へ」/風景

(2007年12月制作/絵画と文:井上晴雄./国内旅行/風景)

絵画「金色の風」 愛媛県越智郡上島町   絵と文:井上晴雄

絵画「金色の風」/風景 西に傾く陽に包まれて 

沖の島々は 霞がかった

いつしか 金色の風が 天空から舞い降り

まるで ときを止める魔法をかけるように 

海面を なではじめた 

      「金色の風」 愛媛県越智郡上島町         絵画と文:井上晴雄。


 やさしい風に誘われ、深い眠りに落ちているうちに、いつしか空と海は、金色に染まっていた。一艘の舟がまばゆい光のなかに、静かに消えていった。まるで、遠く過ぎ去ったあの日の夢の続きを見ているような心地よさだった。こんな美しい風景を見せてくれた自然に、思わず手を合わせた。
 自然は人間に、無償の恵みを与えてくれる。しかし、世界を見渡すと、自然を壊す動きが絶えることがない。私たちは、太陽の光があるから、水を飲めるから、空気を吸えるから生きることができるというのに。
 人間は、文明を進化させるうちに、いつしか、自然のなかに生かされているという視点を忘れてしまったように思う。海や川や山を敬愛し、あらゆるものに感謝しながら日々を送る大切さを。                    ⇒          愛媛県の観光スポット  

 

(作品:絵画と文:井上晴雄/国内旅行/風景/旅/旅行/F8号/2007年5月制作/愛媛県越智郡上島町/井上晴雄  絵画 作品集)

絵画「氷見の朝陽」 富山県氷見市  絵と文:井上晴雄

絵画「氷見の朝陽」/風景

「氷見の朝陽」(富山県氷見市)

絵画と文:井上晴雄。

氷見は富山県西部に位置するちいさな港町。雨晴海岸を窓外に、列車が終点の氷見駅に着いたのは、まだ朝の早い時間だった。薄暗いプラットホームに降り立ったのは、ただ私だけ。寒々とした風がビュービューと頬を突き刺し、思
わず身震いした。
 積もる雪を踏みしめながら、静まり返るまちを抜けていくと、鈍色の海が見えてきた。防波堤に打ち寄せた波が、冷たい飛沫を散らして、霧のようになってかかってくる。

 そのときだった。鈍色の雲の切れ間から、朝陽が差し込んできた。まばゆいばかりの光の渦は、虹色の光線となり、ちいさな漁業のまちにやさしく降り注いだ。海に流れ込む川はそれを反射してキラキラ輝く。そして、厚く覆われた雪をゆっくりと溶かしていったのだった。

 沖は明るく、海鳥がヒュルリヒュルリと鳴きながら旋回している。春がやってきた。

(F10号/国内旅行/富山県氷見市/旅行/2008年3月制作/井上晴雄 絵画と文   作品集/風景)

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絵画「宍道湖の夕暮れ」(海のある風景)島根県松江市  絵と文:井上晴雄

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空が焼けて 

さざ波が金色に 染まってきた

陽の暖かさを 全身で感じながら

何も考えることができず

 ただ 湖畔に 佇んでいた

「宍道湖の夕暮れ」 島根県松江市            絵画と文:井上晴雄。


 島根県東北部に位置する宍道湖は、松江市、出雲市、斐川町にまたがり広がる湖である。

 湖が形成されたのは1万年以上前と考えられている。北岸を形成する島根半島は、出雲風土記の国引神話のなかにも登場する神話ロマン溢れるエリアだ。

 夕闇が迫るころ、風が止み、空が染まってきた。静かな湖面は、しんと静まり返り、茜色の空を鮮やかに映しだした。嫁ヶ島のシルエットが時の流れとともに、色濃くなっていく。あまりにも美しいひとときに、何も考えることができず、ただ岸に佇んでいた。

 自然が見せてくれる光景は、ときには優しく、ときには厳しい。いや、厳しさがあるからこそ、美しいのかもしれない。空や水のように、濁りがなく、澄みきった心で、日々の出来事を味わっていきたい。

(作品:.絵画と文:井上晴雄。/島根県松江市 風景/F50号/2006年制作)

→地図(島根県 宍道湖)

絵画「津軽海峡の朝陽」(北海道) 絵と文 井上晴雄

絵画「津軽海峡の朝陽」/風景

           「津軽海峡の朝陽」絵画と文:井上晴雄。

     青函トンネルを抜けた列車は、北海道に入った。雪を被ったなだらかな山々と小さな田畑の先に、海が見え隠れしはじめる。JR木古内駅付近にさしかかったとき、鈍色の空からほのかな光が、差し込んでいるのが見えた。どことなく懐かしい思い出がよみがえり、途中下車した。   改札口を出ると、厳しい風雪が吹き荒れ、まちは厚い氷に閉ざされていた。あまりの寒さに身震いした。このまま駅に戻ろうかと思ったものの、空の光をたよりに、雪を踏みしめながら、浜辺のほうに歩いていった。  烈風に逆らって砂浜に出ると、その向こうに、明るい海が広がっていた。静かに打ち寄せる波がキラキラ輝き、沖はやさしい光に包まれていた。一艘の船が、ゆったりと弧を描いて進んでいる。気がつくと、寒さを忘れて、その穏やかで美しい光景に見入っていた。それは、凍てつく北海道の冬だからこそ、より一層、あたたかく掛けがえのないものに感じたような気がする。  現代の社会では、私たちの一生は、順風満帆に進むのがよしと考えられがちである。しかし、私は、それが必ずしも良いとは限らないように思う。むしろ、困難や試練に直面するからこそ、ちいさな幸せにより大きな幸せとして味わえる機会もあるような気がするからである。例えば、風雪のなかで見た、この朝陽のように。

「津軽の海」(2008年1月制作/風景/絵画と文:井上晴雄。/F10号)


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