「春の風」

絵画「春の風/風景」
F8号/水彩画/絵:井上晴雄

 野山に鶯の声がこだました日。谷あいのまちは、桜色に染まっていた。無数の桜の花びらが、春の風に乗り、天空から舞いおりてくる。その光景は、まるで、銀の竪琴が、澄んだ音色を奏でているかのようだった。  人生は、二度と繰りかえすことができない奇跡。季節を惜しみ、その澄んだ花びらを、降り積もらせる桜の木々の姿を見たとき、時の重みと生命の尊さを、感じずにはいられなかった。

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絵画 「春の川」    絵と文:井上晴雄

絵画「春の川」/風景

 

                                             「春の川」 

                                                                         絵画と文:井上晴雄。
「春の川」   数年ぶりに、このまちに訪ねた。かつて雪に覆われていた山々は、すっかり春の景色に様変わりしていた。澄みきった空からは、野鳥が遊ぶ声が聞こえてくる。  里山の小径を辿っていくと、風のそよぎのなかに、太陽のようにまぶしく咲き誇る、菜の花の畑があらわれた。中央には、清らかな川が、水飛沫をあげながら流れている。心地よい瀬音とともに、降り注ぐ春陽光に包まれる。うっとりとしているうちに、はっと我に返った。  いつしか、都会で休まずに日々を送っているうちに、私はこの春の到来にさえ気がついていなかったのだ。知らないうちに、冬は過ぎ去っていた。  自然が教えてくれた、この美しい春の光景を綴っておこう。そう思い、筆をとった。
   

(井上晴雄 絵画 作品集/2008年 4月制作/兵庫県/国内旅行/F10号/絵画と文/旅/旅行)        
    

絵画「春の風」 絵と文:井上晴雄

絵画「春の風(桜)」/風景  

舞い落ちる桜の花びらを乗せた春の風は

まるで銀の琴が
澄んだ音色を奏でるように 

山裾を桜色に染めていった


「春の風」                絵と文:井上晴雄。

 深い山々を抜けていくと、飛騨の谷あいは、桜吹雪で埋め尽くされていた。誰もが感激のあまり息を飲んだ。春の風が吹くたびに、天空から、無数の花びらが舞い落ち、そのさまは、まるで銀の竪琴が、雅な音色を奏でているかのようであった。

(絵と文:井上晴雄/F8号/旅/旅行/風景/国内旅行/2007年制作)

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絵画「幸せが降りつもる」(絵画/花のある風景) 絵と文:井上晴雄

絵画「幸せが降り積もる」/桜の風景さびれた山奥の廃線跡
列車がやってこなくなって 何年も経つ

人々はいつしかその存在さえ忘れてしまった

ただ 桜の木々だけは
今年も 忘れることなく
たくさんの 花吹雪を降りつもらせていた

(F4号 絵画 2007年7月制作/花のある風景)


「幸せが降り積もる」絵と文:井上晴雄

人里離れた山に分け入っていくと、茂みのなかに、廃線跡があった。枕木はとうに朽ち果て、線路は草や苔で覆われていた。ふもとの村のに住む誰もが、その存在すら忘れてしまっていた。

 しかし、春が訪れると、線路脇の山桜は毎年欠かさず咲き乱れ、廃線跡を愛でるかのように、花吹雪を散らしているのだった。春の薄い光が枕木に落ち、足元には、無数の桜の花びらが吹き溜まる。それはかつて、列車が山を駆け抜けたときと何変わらない華麗な姿だった。
 
 人間も、年を重ねるごとに、腰が曲がり、病気がちになり、次第に朽ち果てていく。しかし、それはとても美しいことである。ここまで築いた深い人生経験や想い出の数々は、未来へ繋がるかけがえのない財産である。

 私も含めた若い世代は、年配の方々を敬い、紡がれた歴史から、真摯に何かを学んでいきたいものである。
                        

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井上晴雄の絵画を使った銘菓「黒豆ラングドシャ」好評発売中です

井上晴雄の絵画を使った銘菓「黒豆ラングドシャ」好評発売中です

井上晴雄の絵画「黒豆畑と青空」が 、チョコレート菓子「黒豆ラングドシャ」のパッケージになりました。黒豆の粉をまぶしたビスケット風の生地に、ほんのり甘いミルクチョコレートが入っているお菓子です。

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お菓子のフタを開けたら、内パッケージに印刷されている当絵画が現れるようになっています。黒豆畑の風景を描いた絵画を眺めながら、お菓子の美味しさをゆっくりと味わっていただければという、思いを込めています。

以下、「黒豆ラングドシャ」を販売している実店舗です(2013年7月現在)





・荒湯観光センター(新温泉町 土産屋)
・株式会社井筒屋(新温泉町・旅館)
・株式会社朝野屋(新温泉町・旅館)
・但馬牧場公園(新温泉町・施設)
・ハートイン福知山(京都府福知山市・キヨスク)
・株式会社ドライブインやくの(京都府福知山市・ドライブイン)
・株式会社フレッシュあさご(兵庫県朝来市・道の駅)
・株式会社HOTEL KOSHO(兵庫県豊岡市・ホテル)
・ドライブインやまがた屋(京都府・ドライブイン)

   (以上 敬称略)

通販はこちら>>全国のお土産・手土産大集合!黒豆ラングドシャ(16枚)【のし・包装不可】

(販売元)但馬寿 遊月亭

絵画「春の海」 絵と文:井上晴雄

絵画「春の海」/風景 うぐいすのさえずりに包まれた 南予の岬

 
 沖に向かうフェリーの船影が

 甘い春の香りのなかに

消えていく

(絵と文:井上晴雄./水彩画/F4号/作品 2007年2月制作)

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「信州の菜の花畑」

絵画「信州の菜の花畑」/風景

雲が滲むように流れた白馬の青空

霞を乗せたそよ風は

 満開の菜の花畑にそよぎ 

 辺りはいつしか 甘い香りで覆い尽くされていた

(絵:井上晴雄./水彩画/F10号/2007年3月制作)

 「信州の菜の花畑」 作品説明

 白馬岳は標高2,932mを誇る、北アルプスの山である。冬は厳しく、稜線東側の谷筋では、膨大な積雪と雪崩が繰り返される。そんな白馬岳にも、春がやってくる。青く澄んだ空には、小鳥の声がこだまし、菜の花の甘い香りが、麓にゆっくりおりてくる。

 生きていると 試練や困難がたくさんある。でも、そこから美しい物語が生まれてくる。広がる風景や足元に咲く花々に感動しながら、聳え立つ山々を、一歩一歩登ってゆくことに、生きる醍醐味があるような気がする。

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豆の花々

Endou
Azuki

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「月夜と白梅」




月明かりの中に
   桜の花が
   咲きこぼれていたl

季節はいつの間にか 春
  
心のなかに
  銀色の砂が
   さらさらと 流れた

水彩F4号 

絵画「月夜と白梅(夜景)」

「月夜と夜桜」 作品説明

鬱蒼と茂る森の暗がりを抜け、河畔に出ると、やさしい月明かりの下に、
一本の桜が立っていた。雅にしなる枝に、澄んだ花が無数に咲き零れ、
風が吹くたび、それらはひらひらと翻りながら地上に舞い落ちていく。

その様は、まるで夜空が琴の音色を奏でるよう。なんと美しい
春のひとときなんだろう。私の心にも、銀色の砂が曲線を描いて
さらさら流れ落ちるように感じたのだった。


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お台場の夜景名所×井上晴雄絵画

お台場にあるテレコムセンター」21階展望台は「日本夜景遺産」に登録されている東京随一の夜景名所。展望台内では 展望台内では井上晴雄による絵画作品の一部をご覧いただけます。お台場観光の折にはぜひご来館ください

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(展望台入場料)大人500円・子供300円
(休み)月曜(月曜が休日の日は営業、翌営業日休)
(営業時間)15~21時(土日は11~21時)※最終入場は20:30
(アクセス)新交通ゆりかもめ「テレコムセンター駅」直結(新橋駅から約20分) 
(場所)東京都江東区青海2丁目5-10テレコムセンター 地図はこちら 

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