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以下、作品となります。ごゆっくりお楽しみください

「瀬戸大橋と夕陽(鷲羽山にて)」 絵画 井上晴雄

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 先日、JR瀬戸大橋線児島駅からバスに揺られ、夕陽の名所として知られる岡山県の鷲羽山に足を運んだ。夕刻まで空は雲で覆われていたものの、第二展望台に上ると、雲の切れ間から西陽が差し込み、海は茜色に染まりはじめた。沖に目を遣ると、雄大な瀬戸大橋と塩飽諸島のシルエットがくっきりと浮かびあがっている。そのダイナミックな光景に圧倒され筆を執った。

 鷲羽山から見た瀬戸内海に沈む夕日は、「日本の夕日100選」に選定されている。輝く潮の流れには、ゆっくりと漁船が行き交い、まるでときが止まってしまったかのようだ。

「関門海峡の夜景」      絵画と文 井上晴雄

「関門海峡の夜景」(~下関から北九州へとつづくまちあかり~)                                                      

                                    

黒く茂る木々の隙間から、星屑のようなまち明かりが広がった。紫色に染まる空の下には、雄大な関門海峡大橋が座り、その上には、絶え間なく車が行き交っていた。海峡には、ゆっくり往来する一艘の船。海岸に沿って埠頭の灯りが点滅し、下関の市街地の背後には、北九州市の明かりが横たわっている。こんな夜遅い時間なのにまちは動いていた。    人間の一生は、街の歴史からしたら短くはかない。ただそんななかでも、ひとつでも多くの感動を積み重ねて生きていきたいと思う。

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(山口県 下関市/「関門海峡の夜」 絵画と文 井上晴雄/夜景鑑賞士(夜景検定)/風景)

宇和海の朝日(絵画/風景)

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「岬の朝陽」

               絵と文 井上晴雄。

 岬の先に、朝陽が昇った 

海面いっぱいに広がる眩い光を受けながら

長い闇の中から開ける未来は 

こんなに美しいものなのかと思った

(絵画と文/朝陽/海//井上晴雄 絵画 作品集/風景)

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「富士山と夜景」  (絵画/風景)  絵画と文:井上晴雄

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「富士山と夜景」

                     絵画と文 井上晴雄。

夕刻、聳え立つ富士の山容が、すっぽりと闇のなかに包まれようとしていた。茜色に染まった空の色は、次第に深みを増しはじめる。鳥が鳴き、太陽が山の端に沈む。いつしか、眼下のまちには、まるで宝石を散りばめた絨毯のように、無数の灯りがまたたいていた。

 ときが流れるとともに、まちも人も変わっていく。それは、寂しいことかもしれない。しかし、歴史が紡ぎだした、「まちの明かり」というものは、いつの時代も、何とあたたかく、美しいことか。そこには、人々が生きた証が刻まれているように思う。私も一生をかけて、まちを美しく彩る、ひとつのやさしい光になりたい。

(2008年8月制作/絵画と文/F12号/静岡県/豪州日本国大使館収蔵作品/夜景鑑賞士(夜景検定)一級/井上晴雄 絵画 作品集/風景)


黒潮の夜明け(絵画/風景)

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高くそびえる黒潮の向こうから 輝く朝陽が差し込んだ

人生は一度きり 

 過ぎゆく一日一日に感謝して

  一分一秒 大切に過ごしたい

「黒潮の夜明け」絵画と文:井上晴雄。
         
 季節は初冬。私は南国に向かうフェリーに揺られて
いた。寒々とした突風が甲板に吹きつけ、船は、
海のなかに今にも飲み込まれるかのように揺れていた。
どこまでも深い暗闇に激しい水しぶきが立ちあがり、
身震いがした。ただ、そのときを待った。
 明朝、東の空がかすかに藍色に染まってきた。
そのときだった。水平線上から、突然、光が射し込んだ
まばゆいばかりの朝陽は、またたく間に空気を溶かし、天空を錦色に
染めあげた。うねる波はくっきりと姿を現わし、滑らか
にキラキラと輝きはじめた。待ちに待った朝がやって
きたのだ。
 人生には 絶望の縁に立たされることもある。辛さや
悲しさに打ちひしがれることもある。しかしそんなとき
も、舵をこぎづつけ、ときを待てば 必ず陽は上がって
くる。明るい夜明けは、必ずやってくる。

(絵画と文:井上晴雄./F8号/2007年6月制作/絵画 海のある風景)

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「長崎の夜景」(絵画/夜景のある風景)  絵画と文:井上晴雄。

Nagasaki7 戦後六十年
稲佐山の上から
長崎の夜景を 一晩中眺めた

宝石を散りばめたような
まちの灯りを見ながら ふと思った

 生きるとは
 心のなかに 想い出という灯で
かけがえのない夜景を つくることではないか

     「長崎の夜」 絵画の説明

1945年(昭和20年)8月9日午前11:02。上空を飛ぶ一機の飛行機から、長崎市内に向けて原子爆弾が投下された。爆弾は、長崎市の中心部から約3km離れた浦上地区において炸裂。閃光とともに上空にキノコ雲が上がった。爆風と灼熱地獄がまちを襲い、一瞬にして、市内の建物の36%が全燃・倒壊、7万2千人もの尊い命が失われた。辛うじて生き残った人々にも、その後、放射能を帯びた死の灰と雨が降り注ぐこととなる。人々は絶望の底に沈み、まちは暗闇に包まれた。

 終戦から約60年の年月が経つ日、私は、長崎市内を望む稲佐山に登った。鬱蒼と茂る木々の並びを抜けていくと、目の前に、煌めく無数の灯りの渦が広がった。あまりの美しさに立ちすくんだ。

 その夜景を眺めたとき、長崎が、原子爆弾の被災地だということを一瞬忘れてしまった。その明かりの数々は、優雅そのものだったからだ。ただ紛れもなく、長崎市の戦後は、あの一瞬からはじまった。無言でキラキラ輝くその光の渦を見たとき、涙が止まらなかった。暗闇に包まれた死のまちから、ここまで辿りつくまでには、想像を絶する労苦があったに違いない。この明かりは、60年という歳月をかけて、人々が手と手を取り合ってまちを復興させてともした、命の明かりなのだ。

 現代は、衣食住が当たり前に提供される時代となり、戦争は、昔話として風化されつつある。しかし、私たちは、戦争でたくさんの大切なものを失ったことを忘れてはならない。また、今現在も その後遺症で苦しんでいる方が多数おられることも知っておかねばならない。

長崎の夜景を見渡しながら、この美しい明かりを二度と消してはならないと思った。
世界に恒久の平和が訪れるよう、祈りを込めて絵筆を強く握りしめた

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(2007年8月制作/F12号/夜景鑑賞士(夜景検定)一級/絵画と文:井上晴雄/風景)

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「しまなみの夕景」(絵画/海のある風景)

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  「今治の夕暮れ」 2007年9月制作

 「社会に出て、よう泣いちょったが、ふるさとの海を眺めるたびに、また頑張ろうと思うてな」。 道すがら、旅人からそんな話を耳にしてから、数年後、彼女の出身地である愛媛県今治市に足を運ぶ機会が訪れた。
 広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ、しまなみ海道。それを渡り、今治市沿岸部に広がる織田ヶ浜に降り立つと、沖には、先ほど通ってきた芸予諸島の島影が、うっすらと浮かび上がっていた。
 気がつくと、太陽は西に傾き、空は、錦色に染まっていた。風は凪ぎ、透きとおった波がキラキラと輝きながら、静かに押し寄せてくる。いつしか私の心は、あたたかい緋色に染まっていた。
 人の心には、思い出という宝石の数々がある。ただ、大人になり、毎日を忙しく過ごすうちに、いつしか、それらを思い出すことをやめてしまう。そればかりか、目先の損得や地位名誉に目が眩み、次第に心は枯渇していく。心が疲れたとき、少しばかり足を止めてみたい。そして、少年少女だったあの頃の想い出に浸ってみたい。
 海はあたたかく、どこまでもやさしかった。いつのことだったか、遠く過ぎ去った日に見た、あの日の夕陽とどこか似ていて、懐かしさのあまり、涙した。

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夏の夕暮れ(絵画/海のある風景)

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大きな太陽が沈んでいく


 人は ときに過去にとらわれ
 未来に不安を持ってしまう

でも 一番大切なのは 今このとき
人生で二度とない っ瞬間を
 じっくりと味わって生きていきたい

(F8号  2007年6月制作 絵画/海のある風景)

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明るい海が広がる

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薄暗い山道を下っていくと 

木々の隙間から 

明るい海が広がった

沖にはまるで粉雪が舞い落ちるように
やさしい光が 

サラサラと降り注いでいた

(絵:井上晴雄./水彩画/F8号/2007年制作)

「安芸の海」絵画の説明

 鬱蒼と茂る山道を下っていくと、うねる木々の隙間から、夕照の安芸の海が広がった。沖には、一艘の小舟が、船尾を引きながら、ゆったり浮かんでいた。やさしい風と共に、仄かな光が、天から舞い降りてきた。

 光の先には、ちいさな島々と四国が横たわっている。かつて人々は、沖を眺めながら、一生のうちに、四国巡礼をしてみたいと、ロマンを抱いたという。生活は貧しかったけれど、心は豊かだった時代。
現代は、交通網の発達やスピード化により、何百キロ離れている土地へでも、容易に行き来できるようになった。確実に、社会は豊かになった。しかし一方で、大切な何かを失った気がする。
鳥の声、木々にそよぐ風、海の輝き、人のぬくもり・・そんな一見、何でもないことや、スローで不便であることに、案外、幸せのかけらがあったのかもしれない。


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