絵画「東京ミュージック花火」 絵と文 井上晴雄

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その日、お台場に華やかな夜が訪れた。

ここは「テレコムセンター21階展望台」内にある夜景バー・レストラン「プレシャス東京ベイ」(PRECIOUS TOKYO BAY)窓外には星屑を散りばめたような臨海副都心の夜景がまたたき、東京タワーやレインボーブリッジがライトアップするロマンチックなムード。

当日は、「東京ミュージック花火」が開催された日だった。レインボーブリッジの付近の海面で光が点滅したかと思ったときだった。お台場海浜公園の海上に次々と花火が勢いよく打ち上がりはじめた。それまで静寂に包まれていたお台場の夜空は、まるで絵画のキャンバスのようにあっという間にカラフルな色彩の花々で埋め尽くされた。

2012年の秋、お台場で新しい花火大会が幕を開けた。その名は「東京ミュージック花火」。お台場を舞台に約7000発の花火が夜空を彩る。「東京ミュージック花火」は音楽と花火をシンクロさせ最新のコンピューターシステムを導入した花火大会。30分の1秒単位で

花火を打ち上げる技術を用いていることから、ダイナミックでありながら、踊るような軽快なテンポで上がるのが特徴だ。また、打ち上がる花火は、それぞれ色彩豊かで形状も繊細かつユニーク。

夜景と花火大会がコラボレートした華やかなる夜のひとときは人々を感動の渦に巻き込みながら、あっという間に
過ぎていった。
                      「東京ミュージック花火」絵画と文 井上晴雄

 絵画「お台場の夜景(国際展示場ほか有明方面)」 絵と文:井上晴雄


 お台場の夜景(国際展示場ほか有明方面) 絵 井上晴雄

 お台場の夜景(国際展示場ほか有明方面) 絵 井上晴雄

絵画「東京タワーとレインボーブリッジの夜景」」(東京都江東区) 絵と文:井上晴雄

テレコムセンター展望台の夜景(東京タワー、レインボーブリッジの方角を望む)(絵)井上晴雄(いのうえはるお)

絵画「東京タワーとレインボーブリッジの夜景」 
                                                                                           絵画と文 井上晴雄

空気が澄んだ日、西陽が高層ビル群の向こうに吸い込まれると、東京の空は、茜色に染まっていった。テレコムセンター展望台の窓外に目を遣ると、東京タワー(※1)が薄暮のなかに浮かびあがり、レインボーブリッジ(※2)が淡い白色にライトアップしていた。その先には、まちの明かりが、真珠のようにポツリポツリとともっていく。

テレコムセンター展望台から眺望する東京の夜景は「日本夜景遺産」(※3)に登録されている。
どの方角に目を向けても、心を潤してくれる夜景を俯瞰できるのが特徴だ。なかでも、北方向に広がる夜景はそのハイライトだといえる。東京タワーやレインボーブリッジといった東京を代表するランドマークを中心に大都市のあかりが広がるさまは、言葉で言い表せないほどうつくしい。

 

まちが夕闇に包まれると、都心は一層、輝きを増してくる。まるで星々が天空から降ってきたように、キラキラと無数のイルミネーションがまたたくさまは、いつまで眺めても飽きがこない。それらのあかりひとつひとつには、東京の歴史やそれを紡いできた人々の切なる思いが込められているような気がして、どこまでも深い感動を覚える。                              

※1「レインボーブリッジ」
1993年(平成5年)、お台場と芝浦ふ頭間に開通した吊り橋。橋長は798m、塔高126mを誇る。上下
2層構造で、高速11号台場線、臨海道路、臨海新交通システム(ゆりかもめ)が走る。ライトアップは日没から24時まで。主塔のライトアップは2パターン(4~10月は白色、11~3月は温白色)あり、ケーブルは、白、緑、ピンクなど、日時により色調がさまざまに変化する。

※2「東京タワー」
東京タワーは、1958年(昭和33年)の完成以来、東京のシンボルとして愛されてきた。高さは333mを誇り、日没~24時にライトアップ。近年は、その色彩パターンが増えた。通常のライトアップ「ランドマークライト」は180個の電球で2パターンの色調がある。夏はメタルハライドランプを使った白色ベースで、春秋冬は高圧ナトリウムランプを使ったオレンジ色だ。それに加え、2008年、新ライトアップ「ダイヤモンドヴェール」も導入。ダイヤモンドヴェールは青色やピンク色ほか7色の色彩に、「希望」「永遠」などメッセージが込められている。

※3「日本夜景遺産」
夜景に「芸術性の高さ」や「文化的要素」などを有し、指定された選定基準を全て満たす夜景名所が、「日本夜景遺産」に認定されている。各認定地には、夜景の魅力を国内外に訴求し、今後の観光業界を盛り上げる役割も期待されている。

 

絵画「テレコムセンター展望台の夜景」 (パレットタウン、東京スカイツリー方向を望む)東京都江東区 絵と文:井上晴雄

 「テレコムセンター展望台の夜景」 東京都江東区
       ~パレットタウン、東京スカイツリー方向を望む~

テレコムセンター展望台から見える夜景は、心にしっとりとした安らぎを与えてくれる。 空が群青色に衣替えする頃、星屑を散りばめたように、街のイルミネーションが可憐に輝きはじめる

絵画「テレコムセンター展望台の夜景」(パレットタウン~東京スカイツリー)
林立する高層ビル群は、白銀色にうっすらと染まり、湾岸に立つパレットタウンの
大観覧車(※1)は色とりどり光で、お台場を華やかに演出する。パレットタウンの向こうには、東京の新名所である東京スカイツリー(※2)も顔をのぞかせている。縦横無尽に延びる高速道路。車のライトがまるでおもちゃのようにつづき、静かに流れていく。湾岸には、ゆりかもめ(※3)の車両が緩やかなカーブを描き、ゆったりと行きかっている。


 見渡す限りの、無数の光の渦。まるで銀河のよう。過去と現在、未来をつないでくれる、そんな力がこの夜景にはあるような気がする。いつまでもいつまでも、大切に眺めていたい。そんなやさしい気持ちにさせてくれる夜景。 

 →地図(お台場 テレコムセンター)                    
 (絵と文 井上晴雄)     

※1「レインボーブリッジ」
1993年(平成5年)、お台場と芝浦ふ頭間に開通した吊り橋。橋長は798m、塔高126mを誇る。上下
2層構造で、高速11号台場線、臨海道路、臨海新交通システム(ゆりかもめ)が走る。ライトアップは日没から24時まで。主塔のライトアップは2パターン(4~10月は白色、11~3月は温白色)あり、ケーブルは、白、緑、ピンクなど、日時により色調がさまざまに変化する。

※2「東京タワー」
東京タワーは、1958年(昭和33年)の完成以来、東京のシンボルとして愛されてきた。高さは333mを誇り、日没~24時にライトアップ。近年は、その色彩パターンが増えた。通常のライトアップ「ランドマークライト」は180個の電球で2パターンの色調がある。夏はメタルハライドランプを使った白色ベースで、春秋冬は高圧ナトリウムランプを使ったオレンジ色だ。それに加え、2008年、新ライトアップ「ダイヤモンドヴェール」も導入。ダイヤモンドヴェールは青色やピンク色ほか7色の色彩に、「希望」「永遠」などメッセージが込められている。

※3「日本夜景遺産」
夜景に「芸術性の高さ」や「文化的要素」などを有し、指定された選定基準を全て満たす夜景名所が、「日本夜景遺産」に認定されている。各認定地には、夜景の魅力を国内外に訴求し、今後の観光業界を盛り上げる役割も期待されている。

絵画「城崎温泉の雪景色」(兵庫県豊岡市城崎町) 絵と文:井上晴雄

城崎の冬(絵画/風景)

「城崎温泉の雪景色」兵庫県豊岡市城崎町)

 しんしんと雪が舞いはじめるこの季節、冬ならではの趣がある温泉であたたまりたい もの。この時期の私のおススメは、但馬の山間に湧く城崎温泉である。城崎温泉は1300 余年の歴史を持ち、まちをそぞろ歩きながら湯のまち情緒を味わえる温泉なのだ。  城崎温泉の楽しみのひとつに、外湯巡りがある。温泉内には7つの外湯(共同浴場) が点在し、まちを散策しながら、それらを巡ることができる。夕暮れになると、浴衣姿 の湯客たちが、カラコロと下駄を鳴らしながら宿を出発する。まちには木造の老舗旅館 が並ぶほか、志賀直哉や島崎藤村など文人墨客らの文学碑も点在し、文学的な香りも感 じさせる。柳通りに出ると、太鼓橋のかかる大谿川の川面には、ライトアップされた温 泉街が映しだされている。そのさまはあまりに幻想的である。  城崎温泉の湯はナトリウム・カルシウム-塩化物・高温泉。まろやかで、湯冷めしに くいのが特徴だ。外湯巡りで心も体も癒されたあとは、宿でカニ料理も味わってみたい 。城崎温泉は日本海に近く、新鮮で身の引き締まった松葉ガニは特に絶品である。                                          (絵画と文 井上晴雄)

絵画 「東京の夜景」         絵と文  井上晴雄

絵画「東京の夜景」

                                               
                                                                                 
   私が初めて東京に行ったのは10年ほど前のことになる。そのときの東京の印象は華やかそのものだった。縦横無尽に広がる高層ビルの林、政治、文化、科学などが集積している首都。言葉なくして心躍った。
 ただ、それから、東京の印象が少しずつ変わっていくのを感じた。これだけたくさんの人がまちに行き交っているのに、どこか寂しい・・。

 

 戦後、日本は急速に科学技術や経済を発展させ、高度なものをつくりあげてきた。数字の上では、日本は豊かさを獲得し、先進国の仲間入りをした。しかし、メディアでは見えないところで、生き甲斐を失った若者が路頭に迷っていたり、自殺者数が増加の一途を辿るなど、どこか歪が生じているのも分かってきた。
  そろそろ、「心の豊かさ」を取り戻す時代に入ったのではないかと思う。生産性や効率性を重んじつつも、昔ながらのアナログなもの、たとえば家族や友人とのコミュニケーション、隣人どおしの助け合いなども大切にしていきたい。
  
  ガラス窓越しに、光の渦が視界いっぱいに広がった。無数にきらめく東京の夜景に、しんしんと真白な雪が舞い降りていく。世界中の人々に、幸せの雪が降り積もることを願いキャンバスに向かった。

(2008年12月制作/F10号/「東京の雪」/夜景鑑賞士(夜景検定)/絵画と文 井上晴雄)

絵画「ホタルの夜(昆虫のいる風景)」   絵と文 井上晴雄

絵画「ホタルの夜」/夜景 静かな森林を抜けると
夜空に 無数のホタルが舞っていた
それは 心躍る夢の世界

悲しみも 淋しさも
すべては光のなかに溶け込んでいく
森林の幸せを願いつづける 優しい光の渦に

(作品:F8号  2007年7月制作 /夜景鑑賞士(夜景検定)一級/絵画と文:井上晴雄。/昆虫のいる風景//旅行/旅)




       「ホタルの夜」       絵文:井上晴雄。
                  
静かな渓流の音にさそわれ、森のなかに入っていくと、暗がりのなか、ポツンポツンとホタルの灯があらわれた。ともったかと思うと消え、消えたかと思うとともる
ちいさな光ひとつひとつが 夜の闇をほのかに滲ませ、まるで星屑のように、森を彩っていた。

かつて日本では、そんな、ホタルの飛び交う光景が、田畑の至るところに見られたという。水はどこまでも澄みきり、まちは、豊かな緑や花々に彩られていた。しかし、近年、そんなホタルの光景はめっきり見られなくなってしまった。工業地帯や住宅地が広がり、田畑や山々は埋められてしまったのだ。
時代の流れとともに、人間は、ものの豊かさを享受してきた。しかし、その一方で、失ってきたものもある。そろそろ、失ったものを取り戻さなければならないのではないだろうか?ホタルが住める美しい川、それもそのひとつであろう。


□九州地方の旅行ガイドを見る

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絵画大阪平野の夜景」 奈良県生駒市     絵と文:井上晴雄。

絵画「大阪平野の夜景」

「大阪の夜景」

彼方には 異国に向けて飛び立つ飛行機のシルエット

生駒山上から見た大阪のまちは 
どこかしら淋しかった
  
ビルが立ちならび
賑やかに栄える大阪のまちは

ただ潤うように美しく輝くだけだった
遠く遠く 
夕暮れにしっとりと溶け込んでいった

(奈良県生駒市/夜景/F10号/2007年9月制作/夜景鑑賞士/絵画と文:井上晴雄/夜景検定/風景/夜景)

地図(奈良県 生駒山上)

井上晴雄の絵画を使った銘菓「黒豆ラングドシャ」好評発売中です

井上晴雄の絵画を使った銘菓「黒豆ラングドシャ」好評発売中です

井上晴雄の絵画「黒豆畑と青空」が 、チョコレート菓子「黒豆ラングドシャ」のパッケージになりました。黒豆の粉をまぶしたビスケット風の生地に、ほんのり甘いミルクチョコレートが入っているお菓子です。

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お菓子のフタを開けたら、内パッケージに印刷されている当絵画が現れるようになっています。黒豆畑の風景を描いた絵画を眺めながら、お菓子の美味しさをゆっくりと味わっていただければという、思いを込めています。

以下、「黒豆ラングドシャ」を販売している実店舗です(2013年7月現在)





・荒湯観光センター(新温泉町 土産屋)
・株式会社井筒屋(新温泉町・旅館)
・株式会社朝野屋(新温泉町・旅館)
・但馬牧場公園(新温泉町・施設)
・ハートイン福知山(京都府福知山市・キヨスク)
・株式会社ドライブインやくの(京都府福知山市・ドライブイン)
・株式会社フレッシュあさご(兵庫県朝来市・道の駅)
・株式会社HOTEL KOSHO(兵庫県豊岡市・ホテル)
・ドライブインやまがた屋(京都府・ドライブイン)

   (以上 敬称略)

通販はこちら>>全国のお土産・手土産大集合!黒豆ラングドシャ(16枚)【のし・包装不可】

(販売元)但馬寿 遊月亭

絵画「ホタルの夕べ」  絵と文:井上晴雄

絵画「ホタルの夕べ」/夜景森の透きとおった水辺に出ると

 若葉の暗がりに

無数のホタルが 飛びかっていた

まるで 星屑が流れるような 静かな初夏の夕べ


(夜景鑑賞士/夜景検定/絵画と文:井上晴雄./風景/F4号)

     「ホタルの夕べ」絵画の説明
                   井上晴雄。

静かな渓流の音にさそわれ、森のなかに入っていくと、暗がりのなか、ポツンポツンとホタルの灯があらわれた。ともったかと思うと消え、消えたかと思うとともる
ちいさな光ひとつひとつが 夜の闇をほのかに滲ませ、まるで星屑のように、森を彩っていた。

かつて日本では、そんな、ホタルの飛び交う光景が、田畑の至るところに見られたという。水はどこまでも澄みきり、まちは、豊かな緑や花々に彩られていた。しかし、近年、そんなホタルの光景はめっきり見られなくなってしまった。工業地帯や住宅地が広がり、田畑や山々は埋められてしまったのだ。
時代の流れとともに、人間は、ものの豊かさを享受してきた。しかし、その一方で、失ってきたものもある。そろそろ、失ったものを取り戻さなければならないのではないだろうか?ホタルが住める美しい川、それもそのひとつであろう。

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  • 1998.07.17

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