ホタルの夜(絵画/昆虫のいる風景)

67_012 静かな森林を抜けると
夜空に 無数のホタルが舞っていた
それは 心躍る夢の世界

悲しみも 淋しさも
すべては光のなかに溶け込んでいく
森林の幸せを願いつづける 優しい光の渦に

(F8号  2007年7月制作 絵画と文/昆虫のいる風景/井上晴雄。)




       「ホタルの夜」       絵画と文:井上晴雄。
                  
静かな渓流の音にさそわれ、森のなかに入っていくと、暗がりのなか、ポツンポツンとホタルの灯があらわれた。ともったかと思うと消え、消えたかと思うとともる
ちいさな光ひとつひとつが 夜の闇をほのかに滲ませ、まるで星屑のように、森を彩っていた。

かつて日本では、そんな、ホタルの飛び交う光景が、田畑の至るところに見られたという。水はどこまでも澄みきり、まちは、豊かな緑や花々に彩られていた。しかし、近年、そんなホタルの光景はめっきり見られなくなってしまった。工業地帯や住宅地が広がり、田畑や山々は埋められてしまったのだ。
時代の流れとともに、人間は、ものの豊かさを享受してきた。しかし、その一方で、失ってきたものもある。そろそろ、失ったものを取り戻さなければならないのではないだろうか?ホタルが住める美しい川、それもそのひとつであろう。

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黒潮の夜明け(絵画/海のある風景)

Kuroshio


高くそびえる黒潮の向こうから 輝く朝陽が差し込んだ

人生は一度きり 

 過ぎゆく一日一日に感謝して

  一分一秒 大切に過ごしたい


「黒潮の夜明け」絵画と文:井上晴雄。
         
 季節は初冬。私は南国に向かうフェリーに揺られて
いた。寒々とした突風が甲板に吹きつけ、船は、
海のなかに今にも飲み込まれるかのように揺れていた。
どこまでも深い暗闇に激しい水しぶきが立ちあがり、
身震いがした。ただ、そのときを待った。
 明朝、東の空がかすかに藍色に染まってきた。
そのときだった。水平線上から、突然、光が射し込んだ
まばゆいばかりの朝陽は、またたく間に空気を溶かし、天空を錦色に
染めあげた。うねる波はくっきりと姿を現わし、滑らか
にキラキラと輝きはじめた。待ちに待った朝がやって
きたのだ。
 人生には 絶望の縁に立たされることもある。辛さや
悲しさに打ちひしがれることもある。しかしそんなとき
も、舵をこぎづつけ、ときを待てば 必ず陽は上がって
くる。明るい夜明けは、必ずやってくる。

(絵画と文:井上晴雄./F8号/2007年6月制作/絵画 海のある風景)

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ふるさと列車~島原鉄道~(絵画/鉄道の風景)

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木造の古びた駅舎

旅立つ青年を乗せた列車は ついに 
動きはじめた

 線路の先を見ようとしたが

 かすんで なにも見えなかった

秋の陽が プラットホームに

やさしく 降り注いでいた

(F10号/2007年10月制作/絵画/鉄道の風景)

       「ふるさと列車~島原鉄道~」絵画の説明

 島原は、長崎県南東部に位置する古い城下町である。格子窓や白壁を構える武家屋敷跡の並びを抜け、風鈴の音色のこだまを聞いているうちに、身も心も、いつしか昭和年代にタイムスリップしてしまう。そんなまちを通り、有明海に沿って走るのが島原鉄道。現在も、昭和30~40年代に活躍したレトロな列車が、運行している。
  この絵は、ふるさとのまちを離れて、都会に出て行こうとする若者の気持ちを描いたものである。プラットホームには、見送る年老いた母の姿。手前に添えた赤い花には、母の心情を、黄色い花には、若者の心情を投影した。
 親というものは年をとるに従って、皺が増え、腰が曲がり、どんどん小さくなっていく。しかし、どれだけ年を重ねても、我が子のことをあたたかく見守り、愛し続けているものである。
 別れの日の朝。この日も普段と変わることなく、青空には粉雪のように光が舞い、古びた木造の駅舎をやさしく包み込んでいた。汽笛が鳴り、列車は、ゆっくりとホームを離れた。

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小麦畑と旅(絵画/鉄道のある風景)

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小麦畑を割って ちいさな電車が走る
そんな風景に憧れて 旅に出た

窓を開けて みどりの風をの音をきく
それだけで うれしかった

 喜びながら生きる
 それが旅というものかもしれない

(F4号  2007年6月制作 絵画 鉄道のある風景)

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初夏の渓流(絵画/川のある風景)

Natu_keiryu_2   光と影が交錯する森の奥に

清らかな川の流れがあった

 美しき生命の源 雄大なる大地の鼓動

(絵:井上晴雄./F8号/2007年5月制作/絵画 川のある風景)

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南国の風(絵画/空のある風景)

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 嵐が過ぎ去ったあと

一艘の小舟は 穏やかな南の海を漂っていた

上空には 群青の空が流れ

自然と心の境界線がなくなっていた

旅人が求めていたのは

 こんなひとときだったのかもしれない

(絵:井上晴雄./F4号/2007年5月制作/絵画 空のある風景)

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南紀の花火大会

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岸壁の向こうから 

この夏一番の花火が上がった 

誰もが心をひとつにして 夜空を見上た祭りのとき 

ああ 夏が来た

(絵:井上晴雄./水彩画/F8号/2007年3月制作)

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ホタルの夕べ

Hotaru_1森の透きとおった水辺に出ると

 若葉の暗がりに

無数のホタルが 飛びかっていた

まるで 星屑が流れるような 静かな初夏の夕べ
(絵画:井上晴雄./風景/F4号)

     「ホタルの夕べ」絵画の説明
                   井上晴雄。

静かな渓流の音にさそわれ、森のなかに入っていくと、暗がりのなか、ポツンポツンとホタルの灯があらわれた。ともったかと思うと消え、消えたかと思うとともる
ちいさな光ひとつひとつが 夜の闇をほのかに滲ませ、まるで星屑のように、森を彩っていた。

かつて日本では、そんな、ホタルの飛び交う光景が、田畑の至るところに見られたという。水はどこまでも澄みきり、まちは、豊かな緑や花々に彩られていた。しかし、近年、そんなホタルの光景はめっきり見られなくなってしまった。工業地帯や住宅地が広がり、田畑や山々は埋められてしまったのだ。
時代の流れとともに、人間は、ものの豊かさを享受してきた。しかし、その一方で、失ってきたものもある。そろそろ、失ったものを取り戻さなければならないのではないだろうか?ホタルが住める美しい川、それもそのひとつであろう。

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山里の朝

Shirakawa_1深く静まり返った山里の朝 

水面に映りだした合掌民家は

 
春の息吹を添えて 

ただ凛として 佇んでいた 

(絵:井上晴雄./水彩画/色紙サイズ/2007年3月制作)

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室生寺

012 (F8号/アクリル)

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「夏の岬にて」

 「夏の岬にて」 水彩F6号 絵と文:井上晴雄 鏡のような海の沖に、一艘の小舟がゆっくり横切っていきます。潮風が岬をやさしく包み込んでいました。心がすっと晴れわたりました。<a href="http://haruo-inoue.tea-nifty.com/photos/post/photo_2.jpg">(☆言葉入りポストカード→)http://haruo-inoue.tea-nifty.com/photos/post/photo_2.jpgkonpekiseto

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