絵画「東京ゲートブリッジと東京湾の夜景」(テレコムセンター展望台からの夜景) 絵と文 井上晴雄

      

  「東京ゲートブリッジ東京湾夜景」                                                                     絵画と文   井上晴雄

 2012年2月12日、「東京ゲートブリッジ」が開通した。東京ゲートブリッジは、東京都大田区城南島と江東区若洲の間を結ぶ橋で、全長2618m、高さは87.8mあり東京港臨海道路一部を成している。恐竜が向かい合っているような形から「恐竜の橋」とも呼ばれている。

「東京ゲートブリッジと東京湾の夜景」(テレコムセンター展望台からの夜景)絵 井上晴雄

 

同年4月25日からは橋のライトアップも始まった。陽が沈むと東京湾の海面は、深い群青色に染まっていく。はるか先につづく房総半島にまちのあかりがともりはじめると、海の上には一筋の光の線がのびる。東京ゲートブリッジの点灯がはじまるのだ。橋の側面に設置された886台のLED(発光ダイオード)が月ごとの色調で点灯。そして、トラスに設けられた492台の白色照明が約4分かけてゆっくりとともり、橋を優美に照らしだしだす。息をのむひとときである。時間が経過するにつれ、暗く沈みゆく東京湾に東京ゲートブリッジはその姿をくっきりと浮かび上がらせる。時おりお台場から出航する船が、船内のあかりを海面に映しながら、沖に遠ざかり東京ゲートブリッジの下をくぐっては消えていくさまも何とも言えない情緒がある。

※東京ゲートブリッジのライトアップは、日没から深夜0時まで行われている。ライトアップの色には季節がイメージされ、月ごとに変化していく。
【東京ゲートブリッジのライトアップ 月ごとの色】
1月 白金色 2月 真珠色 3月 若草色 4月 新緑色  5月 青葉色  6月 水色  
7月 海色  8月 空色  9月 桔梗色 10月 秋草色 11月 紅葉色 12月 緋色

絵画「お台場 テレコムセンター展望台とは」東京都江東区 (絵と文 井上晴雄)

「お台場 テレコムセンター展望台」 東京都江東区                                          

                                    絵と文 井上晴雄

お台場 テレコムセンターのある風景(絵 井上晴雄)

東京都江東区青海に立つ凱旋門のような独特の形をした建物、テレコムセンター。テレコムセンター展望台はその最上階(21階)にある展望台です。高さは約99mを誇り、窓外にはお台場の風景をはじめ、東京タワーやレインボーブリッジといった東京を代表するランドマークもご覧いただけるのが特徴です。

北側の窓外には東京タワーが雄大にそびえ、レインボーブリッジががまるで羽を広げた白鳥のように白く優雅に浮かびあがります。パレットタウンの大観覧車が色鮮やかに湾岸を彩るさまや、その先に顔をのぞかせる東京スカイツリーの姿も心和ませてくれることでしょう。

東側には「恐竜の橋」といわれるゲートブリッジが その先には房総半島はのびています。展望台の南側に広がるのは青海コンテナ埠頭の景観です。青海コンテナ埠頭は首都圏を代表する物流拠点のひとつで、世界各国から大型コンテナ船が就航し日々コンテナの積み降ろしや管理が行われています。その先には羽田空港があり、飛行機が夜空を旋回し横切っていくさまも心癒してくれます。産業の躍動そして未来への希望を感じさせてくれる光景です。          

絵画「白川郷(荻町集落)の風景」 岐阜県大野郡白川村荻町 絵と文:井上晴雄

絵画「白川郷の風景」

            「白川郷の風景」 天空からやわらかな春の陽光が降り注ぎ、谷あいには野鳥の声がこだましていた。若葉が芽吹きはじめた城山にのぼると、眼下には合掌づくりの民家が連なる風景が広がっていた。江戸時代から大正時代に立てられた古い民家群と素朴な田畑。まるでタイムスリップしたかのような、その昔ながらの風景を前に息を呑んだ。 

ここは岐阜県の北部にある白川郷・荻町集落。2000m級の山々が周囲にそびえる山岳地帯に開けた地域で、自然景観や独特の民俗文化が守られていることから、1995年にユネスコの世界文化遺産に登録された。白川郷に現存する民家の多くは、切妻屋根と呼ばれる茅で葺かれた急勾配の屋根を構えている。それは、冬場は豪雪地帯となるため、雪の重みから生活を守るための知恵なのだという。

 

幾度となく繰り返されてきた四季。白川郷に広がる光景は、暮らす人々が築きあげてきた日本の原風景だといえる。厳しい自然環境のなかでもひたむきに、そして共に助け合いながら積み重ねてきた光る結晶なのだ。ときには困難を乗り越え、その景観や文化を大切に守ってきたことで、歴史が紡がれてきたのだ。                                                                                                                                  絵画「白川郷(荻町集落)の風景」岐阜県大野郡白川村荻町    (絵と文 井上晴雄.)   

絵画「赤いボンネットバスの走る風景」(岡山県 美作市/湯郷温泉) 絵と文 井上晴雄

絵画「湯郷温泉のボンネットバス」

「赤いボンネットバスが走る風景」(岡山県美作市湯郷温泉)
                         絵画と文 井上晴雄
湯郷温泉は、疲れた心をやさしく包み込んでくれる温泉だ。そんなことを湯郷温泉の街かどを歩いているときに感じることがある。その風景を織り成しているもののひとつに、時おり湯郷温泉界隈で見かける、赤いボンネットバスがある。

 このレトロなボンネットバスは主に、月に一回程度催されている日帰りツアー「花と歴史の美作市」に使われているバスだ。同ツアーでは「湯郷温泉周辺の見どころを味わう」をテーマに、寺社やパワースポットなど、地元ならではの見どころを巡ってくれる。美作の豊かな自然や文化をのんびり味わえると人気だ。

 当ボンネットバスは、その他、湯郷温泉のさまざまな場面で登場している。たとえば2011年8月22~27日は「なでしこジャパン」の合宿が湯郷温泉内で催され、その公開練習が、ラグビー・サッカー場で行われた。その折は、全国から集まった大勢の観客たちを会場まで送迎する役割も担い人々を喜ばせた。

  昔ながらの風物や、なつかしい人と人との出会いがある温泉。湯郷温泉は、遠い日に置き忘れた大切なものを再発見させてくれる場所なのかもしれない。

(※当絵画の原画は、岡山県美作市にある湯郷温泉の「湯郷温泉観光案内所」内にてご観賞いただけます)

→地図(岡山県 湯郷温泉)

絵画「大原の里」(京都府 京都市) 絵と文 井上晴雄

絵画「大原の里」京都

        「大原の里」(京都府京都市)

                           絵画と文 井上晴雄

京都の市街地から北東に20kmほど行くと、比叡山の北西麓にあるまち大原に辿り着く。大原 は、心和む山里である。参道がつづく緩やかな段丘の先には、のどかな田畑が広がり、山すそには木造の民家が寄り添う。耳をすませば、澄んだ渓流の水音や小鳥のさえずりも聞こえてくる。若葉のなかにひっそりと佇むのは、建礼門院徳子が隠棲したとされる寂光院や、極楽の寺として知られる三千院など古刹の数々だ。侘び寂びのムードに心落ち着く。 →地図(京都府 大原)

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(絵と文 井上晴雄/F10号/ 京都府  大原温泉 風景画/c報知新聞社) 

ただ無心に(絵画/花のある風景) 絵と文:井上晴雄

絵画「桜のある風景」根尾の山あいで
大地に根を広げる
桜の大木と出遭った

山を春色に彩ろうと
 ただ無心に咲き誇るさまを見て
  頭が下がる思いがした

どんなに辛いことや悲しいことがあっても
力強く生きていこうと思った

(2007年8月制作/F12号水彩画)

 「ただ無心に」絵画の説明

 岐阜県西部、福井県との県境に近い山中に、根尾という小さなまちがある。
根尾川が北から南へ流れ、周囲には、能郷白山はじめ険しい山々が連なっている。厳しい冬を通り越すと、うららかな春の陽気が漂い、桜の名所となる。そのなかに、薄墨桜という彼岸桜の巨木が一本立っている。蕾のときはピンク、満開時には白色になり、散るときには、淡い墨色になる珍しい桜。樹高は16.3m 周囲9.9mを誇る。

 樹齢1500年という途方もない長いときのなかで、薄墨桜は、何度も枯れかけたそうだ。それでも今年も春が訪れると、無数の花々を咲かせているのだった。幹は朽ちはじめ、たくさんの添え木で支えられている。それでも何も語らず、大地に根を張り、ただ無心になって、花を咲かせていた。

 その姿を見たとき、頭が下がる思いがした。私たち人間も、辛いことや悲しいことがあっても、無心になって懸命に生き通さなければならないと思った。

→地図(岐阜県 根尾)

(F10号/2007年8月制作/絵画/花のある風景)


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絵画「幸せが降りつもる」(絵画/花のある風景) 絵と文:井上晴雄

絵画「幸せが降り積もる」/桜の風景さびれた山奥の廃線跡
列車がやってこなくなって 何年も経つ

人々はいつしかその存在さえ忘れてしまった

ただ 桜の木々だけは
今年も 忘れることなく
たくさんの 花吹雪を降りつもらせていた

(F4号 絵画 2007年7月制作/花のある風景)


「幸せが降り積もる」絵と文:井上晴雄

人里離れた山に分け入っていくと、茂みのなかに、廃線跡があった。枕木はとうに朽ち果て、線路は草や苔で覆われていた。ふもとの村のに住む誰もが、その存在すら忘れてしまっていた。

 しかし、春が訪れると、線路脇の山桜は毎年欠かさず咲き乱れ、廃線跡を愛でるかのように、花吹雪を散らしているのだった。春の薄い光が枕木に落ち、足元には、無数の桜の花びらが吹き溜まる。それはかつて、列車が山を駆け抜けたときと何変わらない華麗な姿だった。
 
 人間も、年を重ねるごとに、腰が曲がり、病気がちになり、次第に朽ち果てていく。しかし、それはとても美しいことである。ここまで築いた深い人生経験や想い出の数々は、未来へ繋がるかけがえのない財産である。

 私も含めた若い世代は、年配の方々を敬い、紡がれた歴史から、真摯に何かを学んでいきたいものである。
                        

□東海地方の旅行ガイドはコチラから

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山の音(絵画/山のある風景)

絵画「山の音」/風景ふと足を止めると
霧がかった山からも

野鳥のさえずりや
水の音が聞こえてきた

忙しく過ごしているうちに
  いつしか 野山の音に
  気づかなくなっていた

(F8号 2007年6月制作/絵画/山のある風景)

□近畿地方の旅行ガイドはコチラから

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井上晴雄の絵画を使った銘菓「黒豆ラングドシャ」好評発売中です

井上晴雄の絵画を使った銘菓「黒豆ラングドシャ」好評発売中です

井上晴雄の絵画「黒豆畑と青空」が 、チョコレート菓子「黒豆ラングドシャ」のパッケージになりました。黒豆の粉をまぶしたビスケット風の生地に、ほんのり甘いミルクチョコレートが入っているお菓子です。

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お菓子のフタを開けたら、内パッケージに印刷されている当絵画が現れるようになっています。黒豆畑の風景を描いた絵画を眺めながら、お菓子の美味しさをゆっくりと味わっていただければという、思いを込めています。

以下、「黒豆ラングドシャ」を販売している実店舗です(2013年7月現在)





・荒湯観光センター(新温泉町 土産屋)
・株式会社井筒屋(新温泉町・旅館)
・株式会社朝野屋(新温泉町・旅館)
・但馬牧場公園(新温泉町・施設)
・ハートイン福知山(京都府福知山市・キヨスク)
・株式会社ドライブインやくの(京都府福知山市・ドライブイン)
・株式会社フレッシュあさご(兵庫県朝来市・道の駅)
・株式会社HOTEL KOSHO(兵庫県豊岡市・ホテル)
・ドライブインやまがた屋(京都府・ドライブイン)

   (以上 敬称略)

通販はこちら>>全国のお土産・手土産大集合!黒豆ラングドシャ(16枚)【のし・包装不可】

(販売元)但馬寿 遊月亭

お台場の夜景名所×井上晴雄絵画

お台場にあるテレコムセンター」21階展望台は「日本夜景遺産」に登録されている東京随一の夜景名所。展望台内では 展望台内では井上晴雄による絵画作品の一部をご覧いただけます。お台場観光の折にはぜひご来館ください

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(展望台入場料)大人500円・子供300円
(休み)月曜(月曜が休日の日は営業、翌営業日休)
(営業時間)15~21時(土日は11~21時)※最終入場は20:30
(アクセス)新交通ゆりかもめ「テレコムセンター駅」直結(新橋駅から約20分) 
(場所)東京都江東区青海2丁目5-10テレコムセンター 地図はこちら 

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