「函館の夜景」(絵画/夜景の風景)
「函館の夜景」絵画と文:井上晴雄。
木々のシルエットの向こうに、市街地の灯りが、キラキラとまたたきはじめた。函館ならではの湾曲の地形があらわれたかと思うと、それは、ダイヤモンドを散りばめたような光の渦となって、壮大に目の前に広がっていった。思わず、息を呑んだ。
時代が流れるとともに、まちも人も変わっていく。それは、寂しいことかもしれない。しかし、歴史が紡ぎだした、「まちの明かり」というものは、いつの時代も、何とあたたかく、美しいことか。そこには、人々が生きた証が刻まれているように思う。私も一生をかけて、まちを美しく彩る、ひとつのやさしい光になれればと思う。
※函館は、香港、ナポリと並ぶ「世界三大夜景」のひとつ
(B3絵画/風景 絵画と文:井上晴雄/2008年1月制作)


