絵画「お台場をゆく「ゆりかもめ」とテレコムセンター」(テレコムセンター駅~青海駅) 絵と文 井上晴雄
お台場をゆく「ゆりかもめ」とテレコムセンター
テレコムセンター駅~青海駅
絵と文 井上晴雄
「ゆりかもめ」は、新橋駅(東京都港区)と豊洲駅(東京都江東区)間の約15kmを結ぶ新交通システムである。お台場への架け橋であるレインボーブリッジを渡り、臨海副都心のビル群やパレットタウン大観覧車、東京湾などの風景を車窓に映しながら、高架に設置されたコンクリートの走行路をゆっくり走っていく。
新交通システム「ゆりかもめ」のテレコムセンター駅から青海駅間は、商業施設や研究機関などが集まる落ち着いた雰囲気のエリア。その一角に立つガラス張りのテレコムセンタービルは、フランスの凱旋門のような形状が特徴的で、お台場ならではの近未来的な風景をつくりだしている。
新交通システム「ゆりかもめ」は1995年の開業。以来、お台場の発展に貢献し、お台場に訪れる観光客やビジネスマンたちの足としてこよなく愛されてきた。来たる2020年にはオリンピック選手村がお台場の晴海地区に設置される予定であることから、オリンピック会場に訪れるお客の輸送にもその役割が期待されている。
「お台場をゆく「ゆりかもめ」とテレコムセンタービル」 絵と文 井上晴雄