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絵画「長浜城の景観」[滋賀県長浜市)   絵と文 井上晴雄

     「長浜城の景観」 [滋賀県長浜市)

絵画「長浜城」

     「長浜城の景観」

      絵画と文 井上晴雄

 琵琶湖の水辺の風景に魅せられ、しばしば滋賀県に足を運んできた。JR北陸本線で米原から更に北にあがっていくと、静かに水をたたえる湖の北岸に、長浜というまちがあった。

 長浜はかつて、城下町や宿場町として栄えた。まちなかには紅殻格子の古民家などがひさしを重ね、随所に歴史を感じさせる遺構が点在する。湖畔に広がる豊公園には、長浜のシンボルでもある城もそびえ立つ。かつて羽柴(豊臣)秀吉が立てたとされる長浜城である。秀吉は、織田信長から湖国12万石の領国を与えられ、一国一城の主として、天下人となるための基盤をこの長浜の地で築いた。楽市楽座を実施し、地元の商業活性化にも尽くしたとも伝えられる。ただ、城は、江戸時代に、豊臣家が滅びた折に、廃城となってしまう。それから長い歴史が流れた1983年(昭和58年)のこと、地元の住民たちの熱意により、天守閣が復元された。

 長浜城の天守閣にのぼると、琵琶湖の先に竹生島がかすんで見えた。やわらかい陽に映える琵琶湖の景観は絶景で、やわらかい湖畔の潮の香りに包まれた。

→地図(滋賀県 長浜) 黒壁ロール

(絵画/2010年6月制作/長浜城/滋賀県 長浜市/絵と文 井上晴雄)

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