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                                  70_21 「懐かしの片上鉄道」絵画と文  井上晴雄

大正年間、片上鉄道が開業。瀬戸内海に面する、備前市の片上駅と、山間部にある柵原駅間の約34kmを結び、活躍していた。終点の柵原には鉱山があり、採れた硫化鉄鉱を運搬する役割も担っていた。 しかし、昭和から平成の世となり、鉱山の産出量が減ったことや、沿線で過疎化が進んだことなど、さまざまな要因が重なり、惜しまれながらも、1991年に廃線となった。

 片上鉄道が線路から姿を消してから、もう20年近い年月が経つ。当時、この車両が、たくさんの人や鉱石を乗せて行き来していた姿を想像すると、何とも言葉にできない気持ちになった。せめて、その歴史の痕跡を僅かでも、残させていただきたいと思い、筆を執った。

 (2010年8月制作/「懐かしの片上電鉄」/岡山県久米郡美咲町(旧柵原町)/水彩 風景画/絵と文 井上晴雄)

■中国地方の観光情報※現在、岡山県久米郡美咲町(旧柵原町)にある、柵原ふれあい鉱山公園内に、片上鉄道の車両が保存されている。

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