「信州の菜の花畑」
雲が滲むように流れた白馬の青空
霞を乗せたそよ風は 満開の菜の花畑にそよぎ 辺りはいつしか 甘い香りで覆い尽くされていた
(絵:井上晴雄./水彩画/F10号/2007年3月制作)
「信州の菜の花畑」 作品説明
白馬岳は標高2,932mを誇る、北アルプスの山である。冬は厳しく、稜線東側の谷筋では、膨大な積雪と雪崩が繰り返される。そんな白馬岳にも、春がやってくる。青く澄んだ空には、小鳥の声がこだまし、菜の花の甘い香りが、麓にゆっくりおりてくる。
生きていると 試練や困難がたくさんある。でも、そこから美しい物語が生まれてくる。広がる風景や足元に咲く花々に感動しながら、聳え立つ山々を、一歩一歩登ってゆくことに、生きる醍醐味があるような気がする。
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