「大地に昇る朝陽」

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「大地に昇る朝陽」
 

                             絵と文 井上晴雄 

 

 

長く厳しい夜が明け、東の空がかすかに藍色に染まってきた。ともするうちに、水平線上から、突然、光が射し込んだまばゆいばかりの朝陽は、またたく間に空気を溶かし、天空を錦色に染めあげた。待ちに待った朝がやってきたのだ。
 人生には絶望の縁に立たされることもある。辛さや悲しさに打ちひしがれることもある。しかしそんなときも、前を向いて歩き続ければ、必ず陽は上がってくる。明るい夜明けは、必ずやってくる。

(2008年制作/風景/旅/井上晴雄 絵画 作品集)