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はじめに

このたびは、「井上晴雄 絵画作品集」にご訪問いただきまして、誠にありがとうございます。ごゆっくり作品をお楽しみください。

(sponserdlink)

◆テーマ別目次
夜景

夕陽
朝陽
大地

樹木
建築物
湖沼

農村
鉄道
離島
漁村
虫昆虫
花火

◆常設個展のご案内
「井上晴雄.常設個展」公開日
お客様のご 感想
◆井上晴雄の絵画を使った商品
黒豆ラングドシャ
◆協賛企業様の商品
丹波の黒太郎

「学校(小豆島・岬の分教場の風景)

絵と文 井上晴雄.  小豆島は香川県に属し、瀬戸内海に浮かぶ島。温暖な気候のもと、オリーブの栽培や、醤油の生産が盛んな島である。小豆島は、昭和27年(1952年)壺井栄氏が発表した小説「二十四の瞳」の舞台としても知られる。昭和3年(1928年)から終戦翌年までの激動の時代を生きた、大石教導と12人の教え子たちの物語。それから現在までに、60年以上の歳月が流れた。   「二十四の瞳」に登場する「岬の分教場」とはどんな学校だったのだろうか。さまざまな思いを馳せながら、小豆島に足を運んだ。

 小豆島南部にある安田から「岬の分教場」までは一本道である。自転車で緑のトンネルを抜けていくと、次第に、視界に海が広がってくる。紺碧の海を眺めながら、岬の突端を目指してひた走ってゆくと、オリーブの葉が静かにそよぎ、陽があたたかく海面を照らしていた。

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 「岬の分教場」は、海のすぐ傍に現存していた。昔ながらの木造の佇まい。建物の中に入ると、暗がりのなかに、黒光りする廊下が続いていた。シーンと静まり返り、ひんやりとしている。ガラガラと、重たい扉を開けて教室に入ると、窓から差し込む、やわらかな光のなかに、古びた椅子と机が並んでいる光景が目に飛び込んできた。懐かしい思い出の数々が甦り、その場を動けなくなった。   

ときが経っても変わらないものがある。学生時代の思い出。それもそのひとつだろう。いつまでも色褪せることなく脳裏に焼きついている。それらを心の宝物として大切にあたためながら、今後も歩んでいきたいと思う。上空を仰ぐと、青空に虹色の雲がゆっくりと流れていた。

(学校 小豆島 岬の分教場/絵と文 井上晴雄./国内旅行/旅/風景/風景絵画)

「井上晴雄.常設個展」公開日のご案内

 黒豆の老舗として知られる 株式会社かね善様、株式会社丹波の黒太郎様 のご支援のもと、「井上晴雄.常設個展」を開催中。モノは溢れているけれど、どこかしら生きにくい現代社会。数年間に渡り、画家 井上晴雄が制作してきた「 日本の旅風景」をテーマにした作品を通して、日本の美しさや、未来への希望を味わっていただければという試みです。ギャラリー前では、美味しい 黒豆菓子 の即売会も開催中。もしよろしければ、お立ち寄りください。

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大阪市営地下鉄千日前線または今里筋線今里駅4番出口上がってすぐ かね善ビル一階 10:30~18:30 人気ホームページランキングへ

夕暮れの瀬戸内海(小豆島)

                      絵と文 井上晴雄.

 ある日の昼下がり、私は神戸港から高松築港へ向かうフェリーに乗船していた。あいにくの天候で、遠ざかっていく神戸の街並みは、またたく間に白い霧に覆われていった。次第に雨風が甲板に吹きつけ、船がグラグラ揺れはじめた。「高松に到着する予定時刻が遅れる見込みです。」そんな船内アナウンスを繰り返し聞いているうちに、いつしか疲れがでて、眠ってしまった。

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 数時間経ったときのことだろうか。ふと目を覚ますと、海は静かになっていた。外から乗客たちの明るい声が聞こえてくる。甲板に出ると、西の空から、まばゆいばかりの光が差し込み、海面がそれを反射してキラキラと輝いていた。これは夢のつづきだろうか。漁船がゆっくりと船尾を引きながら、光のなかに溶け込んでいく。光が差している方向には、くっきりと島影が浮かび上がっていた。小豆島だった。神が宿っているかのような、うつくしい島。私は、自然がつくりだした、その壮大な景色を前に、立ち尽くしてしまった。

 この上なく美しい光景に出会える機会。人生において何度かあろうと思う。そんなひとときと、ひとつでも多く巡り逢ためには、人は、雨の日も風の日も、前に進んでいくことを心がけねばならないのかもしれない。

(2009年5月制作/夕暮れの瀬戸内海(小豆島)/画 井上晴雄./F4号)

「春先の農村風景」

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              「春先の農村風景」

       

                      絵と文 井上晴雄.

  

兵庫県と鳥取県との県境に近い、ちいさな農村に訪れた。雪に閉ざされていた野山は、いつしか春の光景に様変わりしていた。畦道には、菜の花やレンゲソウが可憐に咲き乱れ、小川からは、軽やかな瀬音が聞こえてくる。

 小径を歩いていくと、明るい段々畑が広がった。そこには、おばあさんたちが、農作業に勤しむ姿があった。まるで春の到来を全身で喜ぶようかのように、懸命に田畑を耕し種を蒔いている姿が印象に残った。ここから農作物が育っていくのだ。

 季節は、毎年、正確に巡ってくる。春になると若葉が芽吹き、夏になると、入道雲が湧きあがる。一見すると、ごく当たり前のことかもしれない。ただ、ふと立ち止まってみると、その平凡なことが至極、奇跡的でありがたいことに思えてならない。

 

(「春先の農村風景」/絵画と文 井上晴雄./国内旅行/風景/風景絵画)

「井上晴雄絵画作品集」は、北海道の雑誌「BC札幌(ビジネス版)」に好評連載中です。

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★現在、「井上晴雄.絵画作品集は、北海道の雑誌「BC札幌」の奇数号(ビジネス版)にて、好評、連載中です。

 ⇒次号の「BC札幌」ビジネス版の発売は、4月25日です (※北海道のコンビニエンスストア、書店などで発売されています)  

 ※記事の無断転載はご遠慮ください 

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井上晴雄.の絵画「黒豆畑と青空」がお菓子のパッケージになりました

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(株)但馬寿  (株)かね善 画家 井上晴雄. がコラボレートして生まれたチョコレート菓子「黒豆ラングドシャ」。丹波種黒大豆を使った生地に、ミルクチョコレートをサンドして、香ばしく焼き上げたお菓子です。サクサクとした歯ざわりと、口解けのよいミルクチョコレートの甘さが、黒豆の風味とよくあい、ティータイムにぴったりです。兵庫県や山陰地方の主なSA, 温泉旅館・ホテル、空港などで好評発売中です。 <大:16枚入り1050円(税込) 小:8枚入り 525円(税込)/※送料別途)>

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